自律神経失調症とバイオフィードバック療法
自律神経失調症とバイオフィードバック療法
自律神経失調症の治療法の一つに、バイオフィードバック療法と言うものがあります。
この治療法は、自律神経失調症の改善のみではなく、気管支喘息や冷え症、高血圧などの様々な病気の治療に活用されています。
どのような治療法かというと、特殊な計測器を用いて体内活動の状態を調べ、それを具体的にフィードバックすると言うものです。
計測結果を患者に対してフィードバックすると、患者は普段意識することが少ない体内の状態を意識するようになります。
普段は意識していない部分を意識するようになると、意識的にコントロールすることができるようになると考えられています。
したがって、より強く具体的に意識づけるためにも、単に言葉で状態を聞かされると言うのではなく、画像や音などでフィードバックが行われます。
人によって効果は様々
バイオフィードバック療法の効果は、人によって様々です。高い効果が得られる人がいる一方で、思ったような効果が得られない人もいます。
これは、その人の性格によるところが大きいと思います。
人によってはフィードバックを受けた時に非常に強く意識付けをすることができ、そのような人は高い効果を得られるでしょう。
しかし、フィードバックを受けてもイマイチピンとこないという人にとっては、それほど大きな効果を期待することはできません。
医師の勧めに従って受けてみることは良いと思いますが、効果が必ず出るとは限らないと言うことです。
もし効果が出なかったとき、それは単に自分に合わなかっただけです。
自律神経失調症の改善法は他にも色々なものがありますから、落胆することなく別の方法を試してみるようにしましょう。
ちなみに、筆者がバイオフィードバック療法を受けた時には、イマイチ意識付けがうまくいかなったのか、それほど効果を実感しませんでした。
期待しすぎていると効果が出なかったときの落胆は大きく、ストレスのなってしまうこともあるものです。
ストレスが体的な自律神経失調症ですから、あまり期待しすぎない姿勢が大切かもしれませんね。
様々な治療法がある中の選択肢の一つととらえておきましょう。
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