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自律神経失調症と自律訓練法

自律神経失調症と自律訓練法

 自律神経失調症の治療方の一つとして、自律訓練法と言うものがあります。

これはその名の通り、自律神経を自分でコントロールできるように訓練していくことです。 

自律神経は、本来自分ではコントロールすることが難しいものです。

心臓の鼓動や発汗、体温の維持など、自分の意志とは全く関係のないところで生命の維持のために働いているものだからです。

しかし、自律訓練法を行うことによって、自律神経をある程度コントロールすることができるようになります。

自律神経失調症は自律神経が乱れて発症するものですから、コントロールすることによって乱れを改善することができれば、症状を改善することができるのです。

自律訓練法は、自己催眠の一種です。

最初はなかなかコツが掴むことができないかもしれませんが、コツを掴むとすぐにリラックス状態に入ることができるようになり、自律神経のバランスを整えることができるようになります。

自律訓練法の方法

 自律訓練法の流れは以下の通りです。

1、静かな場所で行います。服装はゆったりとしたものにし、トイレも済ませて気が散ることがない環境を作ります。

2、椅子に深く腰掛け、両手は膝の上に置きます。姿勢は正して背筋を伸ばし、肩や背中が緊張しないように広げてください。

3、気持ちを落ち着かせて深呼吸をしていきます。軽く目を閉じて深呼吸をしながら、「気持ちが落ち着いている」と自分に言い聞かせるように数回つぶやきます。こうすることで、不思議と気持ちが落ち着いてきます。

4、利き手に意識を集中して、手の重さを感じてください。利き手が重たいと唱えていき、重さを感じられたら次は反対の手、右足、左足と言う風に、順番に重さを意識していきます。

5、4と同様に、手足の温かさを感じてください。手足が温かいと唱えて意識していきます。

6、心臓の鼓動を感じてください。心臓が静かに動いていることを感じると、リラックスした状態が生まれてきます。

7、お腹が温かいことを感じてください。お腹の温かさを意識して、実際に温かさを感じます。

8、最後に、額が涼しいと意識してください。額を風でなでられているように涼しく感じます。

この流れを5分程度で行うようにします。1日3回を目安として行うことで、効果は着実に現れてきます。

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