自律神経失調症を改善する食事
自律神経失調症を改善する食事
自律神経失調症を改善するためには、食事が非常に大切です。
これは、食事の栄養バランスを取ると言うことですが、具体的にはどのような栄養素が改善に役立つのでしょうか。
それを以下に挙げていきます。
・カルシウム→神経の興奮を抑えます。いりこ、小松菜、いわしの丸干しなどに含まれます。
・ミネラル→心身の調整作用があります。わかめ、ナッツ、ホウレンソウ、レバーなどに含まれます。
・ビタミンB1→脳の働きを活発にします。豚のヒレ肉やウナギ、ハムなどに含まれます。
・ビタミンC→ストレスに対する抵抗力を付けます。オレンジ、柿、いちご、キウイなどに含まれます。
・DHA→脳の働きを高めます。マグロ・サバ・ブリなどの青魚の脂分に含まれます。
・レシチン→脳の働きを活発化します。卵、豆腐、納豆などに含まれます。
これらの栄養素を多く摂るように心がけた食生活が、自律神経失調症を改善させてくれます。
具体例
具体的な方法としてはどうすればよいのかということですが、お勧めしたいのは「白い食材を減らす」と言うことです。
白い食材といえば小麦粉、白米、砂糖などが挙げられますが、これらの食材は精製・加工をたくさんされているために白くなっています。
したがって、白くなる前の状態を摂取することで、味は落ちると感じることもあるかもしれませんが、滋養に富んだ食事を取ることができるようになります。
例えば、白米だけのご飯を食べるのではなく玄米を食べるようにしたり、食パンを食べるのではなく全粒粉のパンを食べるようにするのです。
また、白砂糖よりも黒砂糖の方を使うようにすると良いでしょう。
このように加工・精製されていない食材は栄養が豊富であるため、栄養バランスが取りやすくなります。
また、栄養バランスが取れるだけでなく、ダイエット効果があったり、美肌効果があったり、腸の調子がよくなったりと色々な付加価値も得られます。
自律神経失調症に悩まされているならば、色々な治療法に手を出すことの前に、生きていくために必須の要素を改善していくように心がけてみましょう。
食事を改善することは、きっと自律神経失調症の症状を軽くしてくれます。
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